フィンガージョイントの技術によるデザインの可能性を追求しました。一筆書きのように背から脚、アームへと滑らかに連続する丸棒のラインが美しくデザインできました。
華奢に見えますが、強度も座り心地も文句無しの逸品(と、自分でいうのも恥ずかしいのですが)です。張りの面が大きいため、張り地と樹種の組み合わせによって多彩な表情を表すイスです。
サイズ
アームチェア
w 540 d 520 h 780 sh 420
サイドチェア
w 540 d 520 h 780 sh 420
素材
ブナ アッシュ ナラ メープル ウォールナット
ブラックチェリー パープルハート
仕様
蜜ロウワックス仕上げ
2004 暮らしの中の木の椅子公募展優秀賞受賞
2008 グッドデザイン賞受賞(サイドチェア)
オリジナル家具を作りたい、と2000年に声をかけていただき始まったワークショップスタイルでの開発。その間、私もデザイナーとして成長させていただきました。
高度な機械技術と丁寧な手作業のバランスが絶妙なモノづくりの体制が魅力のイス専業メーカーです。「自分にはデザインはわかりませんから」が口癖の宮崎勝弘さんですが、いつも提案に自分流の解釈をさりげなくふりかけてくれます。それが夜の呑み会の火種になることも……たまに。
http://www.miyazakiisu.co.jp/